愛煙家も禁煙外来に通う上で保険適用外となる事例

現代社会では、禁煙が強く求められるようになりました。
愛煙家にとっては息苦しい時代ですが、喫煙がもたらす健康被害や火災の危険性などを考えますと、やむを得ない処置だと言えましょう。
とりわけ問題になるのが、受動喫煙です。
本人は全くタバコを吸っていなくても、近くに喫煙者がいることで、同様の健康被害を被ることになるのです。
厳密に言えば、喫煙者はフィルターを通してタバコを吸いますが、受動喫煙を強いられる人というのは、ストレートにタバコの煙が体内に入ってくるのです。
有害物質に指定されている成分が直接体内に入ってくる危険性は、想像するだに恐ろしいものがあります。
健康志向の時代、行政でも禁煙処置が推進されるようになったのは、当然の流れと言ってもいいかもしれません。
禁煙したいと望んでいてもタバコがやめられないのは、決して意志が弱いからという問題ではないのです。
ほとんどの場合、ニコチン依存症に陥っていますので、本人がやめたいと考えていても、やめられないのです。
そのために、病院で、禁煙外来科を設けて、健康保険での治療がなされるようになりました。
自分だけではなく、家族や周りの人の健康のことを考えて、タバコをやめる人は、速やかに受診するのが賢明です。
昔の時代であれば、愛煙家ということで許容されていたかもしれませんが、昨今は、健康管理ができない人だとの烙印を押されるかもしれません。
愛煙家から一日も早く卒業することが求められています。
なお、禁煙外来では、医師がニコチン依存症の診断を行います。
ニコチン依存症でないと診断されれば、保険適用外となります。
また、過去に健康保険等で禁煙治療を受けた実績があるときや、前回の治療の初回診察日から1年間が経っていないときも、保険適用外となります。
ただ、健康のことを考えるならば、たとえ保険適用外であっても、病院での治療を受けて禁煙するほうが、人生にはプラスになります。